キャベツに含まれる栄養素には、ビタミンCとビタミンU以外にも身体に良い効果が期待できるものがあります。
キャベツにに含まれる栄養素の一つであるビタミンKは、怪我をして傷口から出血した際に血を固めてくれる効果があります。
またカルシウムは、身体の骨を作ったり、丈夫にしてくれますが、ビタミンKはその働きのサポートもしてくれます。
身体の骨を作ったり、骨を丈夫にしたいという方は、キャベツとカルシウムをいっしょに摂ることでより効果が期待できます。
そして骨粗しょう症の予防にもなります。
またキャベツに含まれる他の栄養素の一つにカロテンがあります。
キャベツに含まれるカロテンを摂取すると、身体の中でビタミンAに変わります。
この時、摂取したすべてのカロテンがビタミンAに変わるのではなく、残ったカロテンは抗酸化物質となり身体が酸性の性質に変わるのを防いでくれます。
またビタミンAは、免疫力をアップさせたり、がんを予防する働きがあります。
カロテンは、キャベツの外側に付いている葉に多く含まれています。
キャベツの外側の葉は捨ててしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、カロテンが豊富に含まれている部分なので、捨てずに召し上がるとよいでしょう。
またキャベツには、葉酸も含まれています。
葉酸は、妊娠中の方にとっては胎児の成長をサポートしてくれるので、是非摂取しておきたい栄養素になります。
葉酸は特に妊娠前や妊娠初期に進んで摂取した方が良い栄養素です。
また葉酸は貧血を予防してくれる効果も期待できます。
私達の健康に効果が期待できるキャベツは、手に入れやすいので是非積極的に食べて健康を維持していきたいですね。