一つ目の骨盤矯正ストレッチ

これから紹介させていただく骨盤矯正のストレッチは基本のストレッチになります。

このストレッチを行うことで身体の左右にあるズレもわかります。

もしこれから紹介させていただくストレッチを行って、身体の左右のズレがないと判断された場合や身体に負担を掛けることなく行えるという場合はそのストレッチを行う必要はありません。

まずは、身体の左右のズレやスムーズに行えるかを確認するつもりでストレッチを行ってみてください。

 

まず始めに紹介するストレッチは、太ももの前側に効くストレッチになります。

まず、床に横向きになって寝ます。

それから足を卍(まんじ)状になるように両足を90度くらいに曲げます。

右の手で右側の足をつかみ、左の手で左側の足をつかんでストレッチしていきます。

このとき腹部とお尻に力が入るようにストレッチしていきます。

ストレッチ中は、呼吸を止めないように注意してください。

右の足を上にストレッチをしたら、今度は体勢を変えて左の足を上にしてストレッチをします。

これを1セットと考えて2~3セット行ってください。

ストレッチには、15~30秒程度時間をかけてください。

このストレッチによって骨盤が正しい位置へと戻ります。

これが一つ目の骨盤矯正のストレッチになります。

今日からストレッチを始められる方は、最初から無理のないように行ってください。

このストレッチは、家で簡単にできるものとなっているので毎日気軽に始められます。

所要時間は、1分~2分程度なので空いた時間に行えるのも嬉しいですね。



二つ目の骨盤矯正のストレッチ

まず仰向けに寝ます。

そして両手で片足の膝のお皿の部分辺りを持ちます。逆の足は伸ばしておきます。

太ももの前側が伸びて気持ち良いと感じるところまで両手で持った足を腹部の方へ押します。

両足で1セットを2~3セット行ってみてください。

片足には、15~30秒ストレッチする時間をとってください。

ポイントは、両手で抱えていない足が浮かないようにしっかりと床に付けておくことです。

これが骨盤矯正のストレッチの二つ目になります。

このストレッチは、小学校や中学校の体育の時間や部活動、スポーツジムなどで行ったことがある方も多いのではないでしょうか。

このストレッチは、足を伸ばすだけではなく骨盤を矯正する効果もあったのですね。

このストレッチも毎日簡単に行えるものとなっているので、あなたも是非空いた時間を見つけて実践してみてくださいね。

骨盤の歪みを矯正すると、ウエストやお尻の脂肪を減らすことができダイエット効果も期待できます。

ぽっこりお腹を改善することができたり、ダイエットで効果が表れにくいお尻の脂肪が落とせることは嬉しいですよね。

また骨盤を矯正することによって身体のバランスも良くなり、腰痛の予防や改善にも繋がります。

また骨盤を矯正することで、骨盤周りにある筋肉が鍛えられ、血行が良くなることで冷え性や肩凝りなどの症状の改善も期待できます。

三つ目の骨盤矯正ストレッチ

引き続き、骨盤矯正に効果のあるストレッチの三つ目についてお話したいと思います。

骨盤矯正のストレッチの三つ目は、まず台やステップを用意します。

台やステップは10cm~20cmくらいのものがよいでしょう。

どんなものでも構いません。それに片足を乗せて前屈します。

前屈は腰から曲げるようにしてください。

片足が終わったら、もう片方の足も同じように行います。左右で1セットを何度か行うようにしてください。

ポイントは、台やステップの乗せていない方の足の太ももの後ろが前屈することによって伸びていることが実感できるように行います。

太ももの裏側が伸びて気持ちよいと思います。

これが骨盤矯正のストレッチの三つ目になります。

これまで骨盤矯正のストレッチを三つ紹介させていただきましたが、三つ全てを1日でする必要はありません。

スムーズに行いにくいものを1つ選んで続けていけば、骨盤矯正の効果が表れやすいです。

どのストレッチも自宅などで始めやすいと思うので、この機会にあなたも是非始めてみてくださいね。

骨盤の歪みが気になる方や骨盤矯正を行いたいけれど、整体へ通うのは費用が掛かってしまうという方やダイエットに始めたいという方など、骨盤矯正のストレッチを始める理由はさまざまだとは思いますが、皆さん頑張って継続してみてください。

これらのストレッチは、時間を取らないので仕事の空き時間や家事などの合間の時間を使って是非行ってみてください。

四つ目の骨盤矯正ストレッチ

引き続き、骨盤矯正に効果のあるストレッチの四つ目についてお話したいと思います。

骨盤矯正に効く四つ目のストレッチは、まず仰向けに寝てください。

そして右足を左足の外側にくるように立てます。

そして左の足は真っ直ぐに伸ばしたまま内側(右の方向)へとストレッチします。

逆も同じように行っていきます。このストレッチのポイントは、両足の太ももの外側がストレッチしていると実感できるまで伸ばすことです。

このストレッチを左右で1セットとして、2~3回繰り返して行ってください。

これが四つ目の骨盤矯正に効果のあるストレッチになります。

骨盤矯正のストレッチは、筋肉をゆるめ緊張をほぐしてくれます。

このストレッチに日頃の日常生活でのくせなどを改めることでより骨盤矯正の効果が期待できます。

日常生活のくせには例えば、片方の足だけで立ったり、いつも同じ側の肩にカバンをかけることやジーンズのいつも同じ側に重ための物を入れたりすることです。

また椅子に座るとき足を組むことや睡眠時に横向きで寝ていることやハイヒールを履くことや床に座るとき偏って座ることなどがあります。

これまで紹介させていただいた骨盤矯正のストレッチにこれらのような日常生活で考えられるくせを改めれば、骨盤の歪みをより効果的に矯正することができるでしょう。

五つ目の骨盤矯正ストレッチ

これらのストレッチは、出産で開いてしまった骨盤を矯正するのにも効果的です。

引き続き、骨盤矯正に効果のあるストレッチの五つ目についてお話したいと思います。

このストレッチは、太ももの内側に働きかける運動となります。出産で骨盤の歪みが気になる方や恥骨に痛みを感じる方などにもできる範囲で行っていただければと思います。

出産してから1ヶ月間は、過ごし方によって骨盤に影響を与えやすい期間となります。出産後間もない方はこのストレッチをあなたのペースでゆっくりと行ってみてください。

また出産後間もない方でなくても骨盤矯正のために行っていただけます。

まず仰向けになります。それから膝を上げて90度に曲げます。

そして足の内側を手で押さえながら足が外へ開くように力を入れます。

そして足は内側に閉じるように力を入れます。

それが終わったら、この逆も行ってください。

逆は、足の外側を手で押さえながら足が内へ閉じるように力を入れます。

そして足は外側へ開くように力を入れます。

キープする時間は10秒間です。

これを2~3セット行うようにしてください。

外側からと内側から力を入れていたのを力を抜いて脱力する時間も大切です。

骨盤はこのときに正しい位置に整えられます。

このストレッチを手伝ってくれるパートナーがいれば、いっしょにストレッチをすることでより効果が表れるでしょう。

これが骨盤矯正に効果のあるストレッチの五つ目になります。

これまで骨盤矯正のストレッチを五つ紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか?

これらのストレッチは、自宅で空いた時間や思い立ったときに短い時間でできる骨盤矯正のストレッチになっているので、あなたも無理のない範囲で行ってみてくださいね。