総消費エネルギーは、基礎代謝、運動代謝、そして食事の際の熱エネルギーからなります。
これら総消費エネルギー比率は、基礎代謝が65%、運動代謝が25%、食事の際の熱エネルギーが10%です。
食事の際の熱エネルギーとは、食事をすることで汗をかいたり、熱くなって上着を脱ぐように、食事をすることでエネルギーを消費して熱が発生することを指します。
このような状態をSDA(特異動的作用)と言います。
摂る栄養素によってSDAは違ってきます。
糖質や脂質を摂った場合、それらのエネルギーの約数%がSDAによる消費カロリーとなります。
またたんぱく質を摂った場合、SDAによる消費カロリーは、その食材から摂ったエネルギーの30%にもなります。
そのためSDAによる消費カロリーが30%にもなるたんぱく質を含む食材は、痩せやすいということになります。
また体温は高ければ高いほど、身体の中が働きやすくなります。
私達の身体は眠っている間、体温を下げます。
起床時に体温を上げる工夫をすることで1日を活発に始めることができます。
その活発な1日を送るためにお勧めの朝食メニューがあります。
それは、卵かけご飯や納豆ご飯です。
これらの食事には、体温の上昇を助ける働きのあるたんぱく質と食後すぐにエネルギーとして消費することができる糖質を含んでいるので、1日を活発に始めるにはまさに理想的な朝食とも言えます。